★私たちの目指す東ティモール事業のゴール
ピースウィンズではコーヒー産地レテフォホでのコーヒー生産者支援を2002年から継続していますが、何をもって事業を終了するのか、というを時間をかけて何度も話し合ってきましたが
事業開始時期には将来、生産者が経済自ら買取・輸出できる経済的に自立する構図を描いていました。しかし、生活が豊かになったとはいえ、一旦コーヒーを生産者から買い取る資金、二次加工費を立て替えることも難しく、現在もレテフォホの多くの集落にはガスも電気も公共交通経済的に自立し、基本インフラが整っていないため、生産者が独自に買取いため、実現可能性が不透明になっています。
最終的には、ピースウィンズ東ティモール事務所で働いている東ティモール人スタッフを中心にピースウィンズの100%子会社である「Café brisa Serena」を設立しました。
将来的には、この会社がソーシャルビジネスとして生産者との関わりを続け、栽培指導→収穫・加工指導→買取→二次加工→輸出を行うことを想定しています。
今まで、時期が偏りがちなコーヒー生豆の事業だけでは通年の雇用が困難なことが問題視されていました。東ティモール国内で流通しているレギュラーコーヒーは、ほぼインドネシア産で質の悪いコーヒーを輸入したものです。
そのことに着目し、レテフォホ産の焙煎したコーヒーをスーパーやホテル、空港などに卸す事業を開始しました。
東ティモールはコーヒー産地であることを意識し、美味しいコ―ヒーを自国内でも消費してもらいたいというメッセージも込め、産地レテフォホの名前を冠した「letefoho specialty coffee roaster」という直営カフェを2015年にディリ市内にOPEN。 現地でも焙煎をし、直営のカフェを運営して国内でも販売をしています。
カフェは、東ティモールの飲食施設89軒中2位(カフェ部門では1位)と現地でも好評を得ています!!(トリップアドバイザー2019年9月10日現在)
★letefoho specialty coffee roaster
住所:Avenida de Portugal,Dili – Timor Leste
HP:https://www.cafeletefoho.com/
Email:info@cafebrisaserena.com