先日、現地でのインターンシップが終了し、無事に日本に帰国しました。

7月はあんなに猛暑日続きだった日本が、帰国した今は想像以上に寒くてびっくりしています。レテフォホも朝晩はかなり冷えましたが、比にならないぐらいです。

そんな日本に帰国して、綺麗なトイレ、早すぎる通信速度、田舎の道であっても舗装されている道路になんだかホッとしつつも、もうすでにティモールが恋しいです。。ティモールの余韻にまだ浸っている様です。

ディリ、レテフォホ事務所の皆さんやカフェのスタッフ、ホストファミリーの皆さんに本当によくしてもらって、非常に充実したインターンシップを行うことができました。

コーヒー豆の種類を知らない、加工方法も知らない、コーヒーの入れ方も知らない、超コーヒー初心者の私でしたが、その分たっぷり学んで吸収して、ある程度は説明できるようになったのではないかと思います。それと同時に、私にはまだまだ知らないことも多くあって、コーヒーの世界はもっともっと奥深いことも学びました。
3か月のインターンシップを通して、一番の目標だったフェアトレードに関して学ぶことができました。フェアトレードの「生産者側」の様子を見て、話しを聞いて、一緒に作業をさせていただいて…貴重な経験をさせていただきました。

また、私が滞在した期間には運よく、ピースウィンズの広報の方々やフェアトレード部の方が東ティモールに訪れていたので、その方々のお話も聞くことができました。今まであまり知らなかった国際協力などのお話を聞けてまた少し世界が広がったような気がします。

ティモールは私にとって初途上国でしたが、いい選択だったのではないかと思います。
ご飯は美味しいし、お客さんに対するホスピタリティーが高く愛が深い、その一方でよく停電したり水が出ない日があったり、幹線道路が舗装されていなかったり、失業率が高かったり、、、これからまだまだ改善できる点も多くあると感じました。

東ティモールは今年で独立から20年。このタイミングでアジアの最も若い国の現状を知ることができて本当に良かったと思います。大学を休学してのインターンシップでしたが、日本に居ては絶対に知ることのできなかったこと、会うことのなかった人、考えることのなかったことだらけでした。

自分にもっとスキルや経験があれば見える世界が違ったのではないかと何度も感じましたが、大学生の今だから感じられたことも多いはず。この発見を忘れないようにしたいです。

多くの方にたくさん愛され、助けられ、充実したインターンシップを行うことができました。東ティモールでできた新たなつながりをこれからも大切にしていきたいです。

ティモールで学んだこと、考えたことを胸に刻み、これからも自分の思い描く将来に向けて頑張っていきたいと思います。

来年、また行けたらいいなあ、なんて考えながらこのインターン日記を締めたいと思います。
今まで私のインターン日記を見てくださった皆様、
ありがとうございました。









今村奈央