▍特別な理由その2:生産者の手仕事で丁寧にプロセスされるコーヒーであること


レテフォホはコーヒー生産の理想郷だとお伝えしましたが、立地的に恵まれているだけでは美味しいコーヒーにはなりません。

コーヒーの果実は赤くサクランボのようなので、コーヒーチェリーと呼ばれるのですが、深い赤色(ワインレッド)の状態の果実の糖度が一番高く、コーヒー自体の甘さと比例します。未熟な豆が混ざると渋みが増し、濁りのある心地の良くない味となります。逆に完熟しすぎてしまうと、果肉が発酵したような臭いが発生し、これも心地の良くない風味の原因となります。

様々な状態のコーヒーチェリー

[コーヒーの果実は緑色の未熟(右)から深紅の完熟状態(中央)、最終的には黒の過完熟(左)へと変化していきます]

収穫期を迎え真っ赤に熟したコーヒーは、生産者の手で摘み取られ、ここからすべて手動、かつ一番手間をかけた方法で精製を行う一次加工が始まります。

一次加工は大きく次の6工程に分けられます。写真と共にご紹介していきます。

【一次加工の6工程】
収穫 → 手選別 → 脱肉(パルピング) → 発酵 → 水洗 → 乾燥

▍一次加工の様子


① 収穫

収穫の様子

[肩から収穫かごをかけ、完熟した豆を一粒ずつ丁寧に摘んでいきます]

② 手選別

収穫したチェリーのチェック

[収穫したコーヒーチェリーを一か所に集め、未熟、過完熟の豆がないかチェックします]

浮いた豆を取り除く

[欠陥豆は比重が軽くなるため、きれいに見えても浮いている豆は取り除きます]

手選別されたコーヒーチェリー

[丁寧に手選別されたコーヒーチェリーは深紅の宝石のようにキラキラ輝きます]

③ 脱肉(パルピング)

手回しの脱肉機

[手回しの機械で赤い果実の部分を落とし、コーヒー豆を取り出す作業です]

④ 発酵

発酵の様子

[36時間前後発酵させます。集落の日当たりにより時間を変え、ペーハーメーターで適切な発酵終了のタイミングを調べます]

⑤ 水洗

水洗の様子

[水で洗うことで粘液質の果肉が落ち、スッキリときれいな味のコーヒーになります]

⑥ 乾燥

天日乾燥の様子

[レテフォホでは100%天日で乾燥しており、集落中が白いじゅうたんを敷いたようです]

1本の木の中でも、熟しているチェリーと未だ緑色のものが含まれているため、農家さんが手摘みしたコーヒーを1粒1粒手選別していく作業などは、美味しいコーヒーを作る上でとても重要であり、この一次加工が丁寧に行われているかどうかが、この先コーヒーの味に大きく影響していきます。

▍あわせて読む


特別な理由その1|コーヒー生産の理想郷・産地レテフォホ

特別な理由その3|こだわり抜いた方法で徹底的高品質に仕上げていること

まとめ|私たちの東ティモールコーヒーが特別な3つの理由

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